日経POSセレクション 2017に選出されました

「日経POSセレクション」は、全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア等から 収集した販売実績データ(日経POS情報)を基に、1年間にわたり食品分野で売上高を 大きく伸ばした商品を選出するものです。 記念すべき初回である今回、「日経POSセレクション2017」で選出された164の製品の中に、 当社の商品「無添加・無加糖 あま酒」が選ばれました。 これもひとえに、皆様方のご支援とご協力の賜物と、心より感謝申し上げます。 当社ではこれを機になお一層、安心・安全で健康な食生活のために、お客様に喜ばれる、 価値ある商品の開発に注力してまいります。

あま酒は、1年中お楽しみいただけます。

「寒い季節に体をあたためてくれる飲み物」としてのイメージが強いあま酒。でも、俳句では夏の季語として知られています。江戸時代 には、厳しい暑さを乗り切るための“夏バテ対策”として親しまれていて、「あまい、あま〜い、あま酒」という呼び声とともに町を練り歩くあま酒売りが夏の風物詩だったそうです。

なぜあま酒が夏バテに効くのでしょう。実はあま酒は、水分・塩分・ 糖分がバランスよく含まれているほか、アミノ酸、ブドウ糖、ビタミン B1、B2、B6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖なども多く含まれています。 あま酒は貧血予防や免疫力向上、体力や栄養補給にも有効なんだとか。飲む点滴と称されるのも納得ですね。

「かねこみそ」の甘酒おいしいヒミツ.1

昭和23年創業、使い方やレシピによって選べる個性豊かなお味噌を作り続け、徳島の食卓を美味しく支えてきた「かねこみそ」。 味噌作りに欠かせない麹(こうじ)を使った新しい商品をと考えだされたのが、米麹を使ったあま酒です。風味や味わいを大切に、長年培ってきた伝統製法をいかした製法のあま酒は、15年以上のベストセラーです。

「かねこみそ」の甘酒おいしいヒミツ.2

「かねこみそ」のあま酒は、無添加で無加糖。飲んだときに感じるほんのりとした甘みは、原料の米・米麹のでんぷん質が分解され 糖分へ変化したもので、後から加えた甘さではなく自然に作られる甘さです。また、麹から製造しているのでアルコール分も含まれて いません。子どもから年配の方までが安心して飲んでいただけるものになっています。

商品ラインナップ

あま酒

あま酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養豊かな発酵飲料。かねこみそのあま酒は、白米と米糀のみを使った無添加、無加糖、ノンアルコール、ストレートタイプです。そのままでも、温めてもおいしくお召上がりいただけます。

冷やしあま酒

かつてあま酒は、冬場の飲み物でしたが、冷やしてもおいしいあま酒は、今や季節を問わず飲まれる健康ドリンクです。無添加、無加糖、ノンアルコール。

しょうが入りあま酒

ああま酒にしょうがが加わると、甘さが控えめになりスッキリした味わいになります。冷やすと爽やかな辛味が刺激的になり、温めると体の芯からぽかぽかになるあま酒です。

甘酒レシピ

グリーンカレー

水の代わりに甘酒で煮込むことで、お肉やわらか、簡単熟成風味。栄養満点の茹でたほうれん草を甘酒とミキサーにかけて、カレーの仕上げに加われば、グリーンカレーのできあがり!

甘酒フォンデュ

甘酒とバニラアイスを1:1でまぜまぜすれば、ひと味ちがうフォンデュに。お手軽でホームパーティにぴったりの一品です♪

あま酒スムージー

  • ●『かねこ あま酒』… 200ml
  • ●パイナップルなど(お好みのくだもの)… 150g(冷凍しておく)

作り方
① 『あま酒』と冷凍したパイナップルをミキサーに入れて、
なめらかになるまでまぜる。
② グラスに注いでいただく。
※くだもの以外に野菜(根菜類以外)でも可。
※くだものを凍らせる時間がない場合は、生のくだものと氷を使う。

あま酒海鮮鍋

  • 『かねこ あま酒』… 400ml
  • 『かねこ 白みそ』… 大さじ3
  • A(白菜・大根・にんじん・しいたけ・鮭・牡蠣・有頭えびなどお好みの食材)…約200g

作り方
① Aの野菜類を食べやすい大きさに切る。
② 鮭は骨を除き、牡蠣はふり洗い、有頭えびは背ワタを取るなどした処理をする。
③ 鍋に『あま酒』を入れ中火であたためたら、『白みそ』をまぜて鍋のスープをつくる。
④ ③が煮立ったら、①と②も入れて煮る。
※お好みで一味や七味をそえて出来上がり。

あま酒の歴史

1. 「日本書紀」の時代から

あま酒は太古の時代からわが国で飲まれていました。8世紀に著された『日本書紀』には、あま酒の起源とされる天甜酒(あまのたむざけ)についての記述があるそうです。お粥に麹を混ぜて一晩置くと発酵して甘くなったことから、古くは「一夜酒(ひとよざけ)」とも呼ばれました。

平安時代には、貴族の間であま酒の牛乳割りが流行ったとか。この飲み物が醍醐、つまり「最上の美味なるもの」の意味で、「醍醐味」という言葉もこれに関連するという説があります。あま酒が庶民に広がったのは室町時代。麹を糖化して作る甘いお酒や固形の酒粕を溶かして飲む酒ができました。江戸時代には「あま酒売り」の行商が人気を集めました。

現代のように栄養素が科学的に解明されていない時代から、人々はその経験上からあま酒の効能を実感し、暑い夏にはあま酒を好んで飲んでいたようです。そのため、今でも俳句ではあま酒は夏をあらわす季語ともなっています。

2. あま酒の起源は中国。そして日本へ

日本で親しまれているあま酒ですが、その起源は中国にあります。周の時代、お酒を表わす漢字は「斉(セイ)」という神を祭るための酒と、 人が飲用するための「酒(シュ)」の2種類あり、斉には「泛吹」・「醴斉」・「オウ斉」・ 「テイ斉」・「沈斉」の5種類があり、酒には「事酒」・「昔酒」・「清酒」の3種類がありました。 このうち「醴斉」は、現在のように甘いお酒で、あま酒のルーツとなっています。 実際、「醴」を漢和辞典で調べると
<1>あまざけ。
<2>あまい。「醴泉」
<3>すんだ酒。
[醴漿](レイショウ)醴酒。あま酒。
という記述があります。 この2つの漢字も漢の時代になると両者の区別は徐々になくなり、アルコール飲料全般を酒と呼ぶようになりました。 そして、元来アルコールの入っていない祠祭用の酒である「醴斉」も「酒」として扱われるようになります。
日本の文献に最初に登場するのは『日本書紀』の応神天皇が吉野に行幸した時に、 古代大和の先住民(国栖・くず)が「醴酒(こざ け)」を献じたという記述です。 この「こざけ」がどのようなものかは残念ながら分かりませんが、「醴」の字をあてていることから あま酒(またはそれに近いもの)ではないかと 言われています。
その後長い時を経ながらも、健康飲料として親しまれてきたあま酒。かねこみそは原材料から製法までを頑なに守り続けています。

あま酒の作り方

1. ふた通りの“あま酒”

私たちが口にするあま酒には、ふた通りの製造方法があります。
 ① 米麹を糖化(とうか=でんぷん質を糖分に変化すること)させて作ったもの
 ② 酒粕を溶かして砂糖を加えたもの
どちらもそれぞれおいしいですが、本来の「あま酒」は前者です。「酒」と言ってもアルコール分は含まれていません。日本酒と原料が同じで、さらに長時間発酵させると日本酒ができるので「あま酒」という名がついたのでしょう。

②の酒粕を溶かす方法は、酒粕さえあればご家庭でも手軽に作れて便利です。ただしお酒のアルコール分が残るため お子様にはおすすめできません。

かねこみそのあま酒は、米と麹のみからつくった発酵食品で、砂糖を全く使っていません。自然の甘みがあり、麹の力が生きています。「あま酒」という名前でもアルコールは含まれていませんので、お子様やお酒の弱い方でもお召し上がりいただけます。

2. あま酒床

麹で作るあま酒床は、万能麹床と言い換えることもできます。そのまま飲める、食材を漬け込む床として使える、調味料にも使えるなど使い道が豊富です。ブドウ糖が20%以上含まれ、ビタミンB群やミネラル、食物繊維などが豊富。米のたんぱく質は、麹菌によって必須アミノ酸に変化するなど。昔から夏場の健康食として親しまれてきたのにもうなずけます。 美容や健康にとても効果的と言えます。

50~60℃という温度で作るので、麹に含まれる酵素は元気なまま。野菜や刺身を漬けて生で食べれば、活動中の酵素を体に取り入れることも可能。酵素のおかげで潜在酵素を少ししか消費しなくてすみます。発酵物の中でも、納豆とあま酒だけは塩を使わないので、塩分を控えたい人にもおすすめです。時間がたって酸味が出てきてしまっても、塩と食用油を足せばドレッシングとしても使用可能です。

参考:『「発酵食堂 豆種菌」の麹の料理』 伏木 暢顕(日本文芸社 出版)より抜粋

3. あま酒は夏の飲み物?

近年は、あま酒は冬の飲み物というイメージが強かったですが、古代日本の宮中では、旧暦で夏の始まりとなる4月1日、中近世になると6月1日に、あま酒を飲むのが儀礼行事となっていたそうです。

昔の日本では、夏に伝染病で亡くなる人が多かったので、暑い季節を迎えるまえに薬膳のひとつとして発酵食であったあま酒を口にしたのでしょう。江戸時代末期の“守貞漫稿(もりさだまんこう)”という町の様子を書いた本には、ふんどし一丁であま酒を売る行商人の絵があり「夏月専ら売り巡るものは、醴(あまざけ)売りなり。専ら六文を一碗の価とす」と記されています。

あま酒にはブドウ糖やビタミンB、必須アミノ酸類などが多く含まれ、夏バテ防止のための栄養補給には最適の飲み物と言えます。

4. あま酒の栄養価

エネルギーの元である ブドウ糖、体の機能を調節するビタミン、体を作るもとになるアミノ酸、この3つが豊富に含まれる あま酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養価の高い飲み物です。

「アミノ酸がからだを作る」
あま酒には、アミノ酸が豊富に含まれます。米の表面にはたんぱく質が多く、そこに麹菌が増殖すると、たんぱく質分解酵素を出して分解し、アミノ酸に変わります。人間の身体を構成する約20種類のアミノ酸のうち、9種類は食事からとるべき『必須アミノ酸』。あま酒はこの9種類の必須アミノ酸を網羅して、さらに他のアミノ酸も摂取できる、「スーパーアミノ酸飲料」なのです。

「ビタミンがからだの機能を調節する」
あま酒には、糖質・脂質・蛋白質の代謝に必要なビタミンB群が豊富です。麹菌が繁殖するとき、ビタミンB1,B2、B6,B12、パントテン酸、イノシトール、ビオチンなどすべての天然型吸収ビタミン群を作って米麹に蓄積され、そのまま、あま酒の成分となっています。つまり、あま酒は、市販のビタミンB補強サプリよりも手軽でおいしく栄養を摂取できる「滋養ドリンク」といえるのです。

「ブドウ糖がエネルギーの元となる」
あま酒には、ブドウ糖が20%以上も含まれます。体内に入ったブドウ糖はすぐにエネルギーとなって使われます。あま酒を飲むことは、病院で点滴(ブドウ糖+ビタミン溶液+アミノ酸溶液)で栄養を補給するのと同じこと。それゆえにあま酒は「飲む点滴」とも言われています。

「食物繊維とオリゴ糖が腸内環境を整える」
あま酒は、麹に由来する食物繊維とオリゴ糖が腸内環境を整えるので、体内の有害物質の排出に役立ち、便秘や肌荒れなどを予防・改善します。この働きにより、あま酒は欧米から「ジャパニーズ・ヨーグルト」とも呼ばれています。

「酵素分解物質で高血圧の予防」
あま酒には、ペプチドたんぱく質を酵素で分解してできる物質の一種である「アンギオテンシン変換酵素阻害物質」が含まれます。この物質は、天然の降圧剤として高血圧症の人に効果があると言われています。

「酵素のはたらきでお腹にやさしい」
平安時代の貴族の間で「あま酒の牛乳割り」が流行ったと言われています。この飲み方が「醍醐」、つまり「最上の美味なるもの」と呼ばれ、「醍醐味」という言葉もこれに関連するという説があります。あま酒が牛乳と混ざることで、まろやかでコクのある甘さになり、あま酒に含まれる酵素が牛乳の乳糖を分解して吸収を促し、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするという人も安心できる飲み物となります。
参考:「発酵は力なり」小泉武夫(東京農大教授 NHK出版)

あま酒と健康

あま酒は江戸時代のオールシーズン栄養ドリンク!

江戸時代に「江戸京坂(現在の東京・京都・大阪)では、夏になるとあま酒売りが出てきて一杯四文で売っている」 という記述があります。現代の感覚ではあま酒は冬の飲み物ですが、実はあま酒は夏場の「健康飲料」として 親しまれていたのです。今でも俳句の季語としてあま酒は「夏」の季語となっています。

この滋養強壮に優れたあま酒ですが、成分的にはブドウ糖類がきわめて多く、20%以上を占めています。 また、原料のうるち米のタンパク質も酵素によって必須アミノ酸に分解されており、多量に含まれています。 その他、ビタミンもB1・B2・B6・パントテン酸・ビオチンなど豊富で、 健康飲料として優れたものです。 これらアミノ酸やビタミンについては今でこそ科学的に解明されていますが、当時の日本では未発見のものでした。 ですから、あま酒を飲めば 「夏バテに効く」と広まり、夏の疲労回復・栄養剤として親しまれたのではないでしょうか。

現代においても、あま酒の成分は病気の時の栄養補給として使われる「点滴」と成分が非常によく似ていて驚かされます。日本で古くから飲まれてきたあま酒は現代の目から見ても、栄養あふれるおいしい飲み物なのです。